
株で稼ぐといっても、仕事があるから株価をずっとは見れないし…
でもIDECOやNISAだけじゃなくトレードもしてみたいな。
株取引に興味はあるものの、定職がありデイトレのように頻回な株のトレードができない方も沢山いることと思います。そんな方にはスイングトレード(2,3日~数週間での株の売買)をおすすめします。
この記事で紹介するテクニックで、私は2年で資産を2倍にしました。
この記事を読むことでスイングトレードの特徴や、テクニックが理解できるはず!
当記事は”世界一やさしい株の教科書1年生”を始めとした書籍とwebサイトを参考にしました。
副業での株ならスイングトレードな理由5つ
一日に何回も取引するデイトレードや、数年間株を保有する長期での株取引、配当目当ての株取引とは違う特徴があるので紹介します。
- 画面に張り付く必要がない
- 中長期的な投資方法よりも成果が出るのが早い
- 株価の変動が少なくても利益を出しやすい
- 小さな利益を繰り返し収益を得るため、少ない資金で大きな利益を出せる
- 企業業績や市場動向を分析するより、テクニカル指標やチャートを重視する
この特徴、兼業トレーダーには最高ですよね。
以上の事から兼業トレーダーにはスイングトレードが適しています。
では早速私が勉強したことをアウトプットしていこうと思います。
買うタイミングについて
チャートの見方
まずはチャートの見方からです。
今回はおすすめのSBI証券を例に出します。

日足チャートが一番大切で、二番目に週足チャートを参考にします。
移動平均線は75日移動平均線が一番大切です。
日足チャートの75日移動平均線を使って銘柄を探します。具体的には
- 75日線は必ず上向きの銘柄を買う。
- ローソク足が上向きだとなお良い。
- 特に上向きの75日線をローソク足が下から追い抜いている銘柄が良い。
実際のチャートで確認してみます。


※株を調べていると25日線が75日線を下から追い抜く「ゴールデンクロス」という言葉をよく目にしますが、これは気にしてはいけません。
グランビルの法則
グランビルの法則というものがあり、株は下の画像のような値動きをする傾向があるというものです。

上昇相場を早く見つけて買い、下降相場に入る前に売ってしまいたいですよね。
まずは上昇相場を見つける方法を解説します。
◆上昇1回目を見つける。
十分下げて3段下げを完成させている(下降相場をすでに終わらせている)銘柄を見つけことが必要です。下降相場の終了を示唆するのは
- 2-3か月下げ続けている。
- 3回以上の安値切り下げ(3段下げを完成させている)がある。
- 75日移動平均線に下から近づいている。
を満たすものをと言われています。これも実際のチャートで確認してみましょう。

このような銘柄を見つけたら、資金の少量を一旦投入し、大きな波に向けて注意を払っておきます。
◆上昇2回目
上昇1回目のピークからトレンド転換線を見つけ、その転換線をローソク足が下から上に越えた時が買いどきです。
トレンド転換線という言葉が出てきたのでその書き方を紹介します。
- 1.直近の高値と安値のローソク足をみつける

- 2.高値のところから水平に線を引く

- 3.安値に向かって角度を下げていく

- 4.安値に至るまでにローソク足にぶつかったらそこでとめる

この線がトレンド転換線です。これを下から上に抜けたときが買い時です。
このチャートの続きを見ると、転換線を越えた後に株価が上昇しているのがわかります。

これをしっかり拾いましょう。
◆上昇3回目
これもトレンド転換線で買い時を探します。
しかし、上昇3回目で買うと高値つかみになりやすいので注意が必要です。
また、3回目の動きはとても早いです。売買単位は2回目と同じか小さくしておきましょう。
ロスカットの設定
株を買ったらロスカットの設定を必ず行いましょう。
ひとまず直近の安値で逆指値注文を設定しておけば大きな損失はないでしょう。
売りについて
株は売り時が一番難しいです。
株価が上がってきたら「もっとあがるのでは?」と期待してしまい、なかなか売れません。
有名な株トレーダーの名言に「頭と尻尾はくれてやる」というものがあります。
その他にも「利確(利益確定)は正義」等。
欲張らずに機械的にトレードし確実に利益を得ましょう。
75日線を使う方法、MACDを使う方法、ボリンジャーバンドを使う方法があります。
75日線を使う方法
- 上昇相場の時には75日線でロスカットするように毎日逆指値注文を設定する。
- 株価の上昇が緩徐になる or 下落し始めたときも必ず75日移動平均線を下回ったら売る。
- 3回の波からさらに上昇するときは引き時。すくなくとも買うのはダメ。
簡潔に言えば75日線を下回ったら売りなさい。です。
MACD・ボリンジャーバンドを使う方法
MACDとボリンジャーバンドですが、チャートのテクニカル分析の項目で自動で表示してくれるようになります。MACDを使う場合は
- ヒストグラムの伸びがなくなると売りどき。
- MACDとシグナルがデッドクロスしたら売りどき。
ボリンジャーバンドを使う場合は
- 終値が1δを割って下がってくると売りどきです。
これも実際のチャートで確認しましょう。MACD、シグナル、ボリンジャーバンドは曲線です。ヒストグラムは棒グラフです。チャートで一つづつ確認してみてください。

良い銘柄を選ぶ
買い時を理解した上で、より良い銘柄を選ぶには下記を参考にします。
特にPER、次にEPSが重要です。
- PER:何年で回収できるかの指標で少ない方が良い。必ず対抗企業と比較する。
- EPS:株保有でどのくらい還元されるかの指標で高いと良い。
- PBR:株価が割安か割高の指標。少ないほど良い。
- 予想増益率:対抗企業と比較して高いと良い。
- 配当利回り:高いと良い。
また、出来高がしっかりある銘柄を選びましょう(最低でも10万以上)。
「低乖離率(75日・マイナス)」で銘柄をソートするとピックアップが簡単にできます。
ポートフォリオ
銘柄を各フェーズごとにポートフォリオにまとめることで、絶え間なくトレードができます。
- 底値から一回目準備
- 底値から二回目準備
- 底値から三回目準備
この3つを作っておくとより効率のいいトレードができます。
以上がスイングトレードの基本です。これの徹底でパパは利益を得ています。
まとめ:投資は自己責任!方法を間違えなければ大きな損はしない!
ここまでのテクニックをマスターすれば、少なくとも大きな損はないです。
※くれぐれも投資は自己責任でお願いします。
なお、証券会社のおすすめはSBI証券・GMO証券・松井証券です。
SBI証券は取引手数料が安いのでスイングトレードにはお勧めです。GMO証券は仮想通貨に興味のある方におすすめです。GMOコインは国内の取引所で最も手数料が安く取引できるためパパも愛用しています。
また、松井証券はiDeCoの手数料が最も安いです。
iDeCoやNISAも行うなら松井証券と口座を一括にするのもおすすめです。

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